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2005年10月30日 (日)

冷え性のエクササイズのご指摘

 足の背屈や、足指を開く理由など、ご指摘をいただき、『冷え性のエクササイズ』に加筆させていただきましたので、詳しくは御一読ください。ジャックさん、ありがとうございました。

 ついでに書かせていただきますが、足指を下に向けることを、足関節の底屈といい、足裏が反対の足の方向を向くことを、足関節の内反といいます。

 膝関節が伸びにくい、足関節が底屈、内反しているというのが、寝たきりや脳梗塞の後遺症であらわれる症状です。

 末梢への血行促進には、膝関節を伸ばし、足関節背屈、外反(足裏を外側にねじる)といった筋力を使う運動が効果的です。

 これからも、読んでくださる方にわかりやすい情報を提供できるように努力してまいりますので宜しくお願いいたします。

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冷え性のエクササイズ

 冷えを解消するには、末梢への血行促進が必要です。そのためには、筋肉のポンプの力で、血液を末梢に運んであげなければなりません。

 立ったままできる、エクササイズを考えてみました。

 足の冷えには、足を肩幅よりやや狭く開いて、片足を足の長さだけ(20~30cm)前に出します。

 かかとは床につけて、足先を上にに上げていきます。これを、足関節の背屈といいます。足関節の背屈と同時に、足指を開くことで、普段ゆるみがちな足裏の筋肉が緊張して、足指へつながる動脈に、ポンプの力が加わることになります。 

 この時に、膝関節をしっかりと伸ばして筋肉に力を入れます。アキレス腱が伸びて、ふくらはぎの筋肉が緊張します。

 呼吸は、へその下に両手を重ねて8秒ほど息を吐きながら、下肢の筋肉の緊張を維持します。息を吐ききったら、脱力して足先を着地します。

 これを2~3回繰り返すと、かなり血液が運ばれていくのがわかります。

 手の冷えには、ペンギンのポーズをします。

 肘をしっかりと伸ばして、体の真横に30度くらいの角度で腕を上げ(肩関節の外転)、手首を上に反らせます(手関節背屈)。そのときに指をしっかりと開いて、8秒くらい息を吐きながら、上肢の筋肉の緊張を維持します。そして、息を吐ききったら脱力します。

 これを繰り返すとかなり温まると思うのですが、いかがでしょうか?

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2005年10月29日 (土)

血圧を下げる精油

 ラベンダーやレモンに含まれるリナロールという成分には、不安や怒りを鎮静させ、血圧を下げる作用があります。

 イランイランやスイートマジョラム、クラリセージなどにも含まれていて、これらの精油は不眠にも効果があります。

 高血圧の方や御高齢の方がいるお宅では、冬のトイレや風呂場は、暖かくして使うことが大切ですが、香りがあることで、急な血圧の変動を少しは抑えることができると思います。

 また、香りによって穏やかな気持ちでいられると、普段の血圧も安定してくるという症例もたくさん紹介されています。

 歯医者さんやマタニティ・クリニックでもアロマの香りが使われるようになってきました。

 昔から日本にある、柚子風呂や『こたつみかん』は、高血圧対策の、冬のアロマなのだと思います。

 

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2005年10月25日 (火)

鼻づまりの時に

 朝晩寒くなって、鼻風邪をひいている方もいるのではないでしょうか?

 鼻づまりは、鼻の毛細血管が拡張して充血している状態です。

 血管を収縮させれば鼻が通るので、点鼻の血管収縮薬や、冷やしてもいいのですが、血管の反射で逆に拡張してしまうこともあります。

 体には、横向きに寝た場合、上になった側は、発汗し、血圧が上昇し、血管が収縮する、『圧発汗反射』という作用があります。

 これを利用して、鼻がつまった側を上にして、下にした側の母指と示指の間にある『合谷』を指圧します。

 合谷は、鼻の下『人中』で交差して反対側の小鼻の横『迎香』につながるので、大腸経の経絡を介して鼻づまりが解消します。

 ユーカリの芳香浴や吸入浴を合わせると、より効果があると思います。

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2005年10月23日 (日)

海外旅行の前に指圧をする

 インドへ旅行をする方から、前日の指圧予約が入りました。

 長時間の飛行機の旅では、体が硬直するので、肩こりや腰痛があって心配な方には、とてもいいことだと思います。

 全身の指圧・マッサージをすると、2日くらいは何らかの効果が持続するものです。

 体の緊張をほぐしてから、座位姿勢を続けた場合と、肩こりや腰痛のあるまま座り続けた場合では、エコノミークラス症候群発症の割合も違ってくると思います。

 『海外に住む息子に、一緒に住まないかと言われたけど、指圧がないから断った』と言ってくれた方もいます。

 一期一会のふれあいと思い、マイベストのタッチングを肝に銘じておりますが、YOUR BESTのBODYで送りだすことが、信頼してくださる皆様への、私なりの答えです。

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2005年10月22日 (土)

アロマとアルコール依存症

 『アルコール依存症の不眠に、効果的な精油はありますか』という相談を受けました。
 

 不眠というと、ラベンダーが有名ですが、ベルガモットやグレープフルーツも、抑うつから解放し、気分を鎮めて、眠りに誘ってくれる精油です。
 

 他にも、カモミールは心を穏やかにし、ローズやイランイランも、緊張をゆるめてくれます。
 

 気にいった香りを選んでもらうしかないのですが、サンダルウッドについて、『瞑想に導き、過去を断ち切ることができる香り』と記述している本があります。

 また、クラリセージを使ったアロマセラピーの症例に、アルコール依存症患者の、『アルコール禁断症状の緩和のため』という使用目的の記述があります。クラリセージには、興奮状態を鎮静させる作用があります。

 他にもミルラ、フランキンセンスなど眠りに誘う精油はいろいろありますが、どの香りが救いになるかは、実際に会ってお話をして、できれば全身のアロマオイルマッサージを受けていただきながら、見つけていくのがいいと思います。

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2005年10月21日 (金)

横へストレッチする意識

 指圧は心臓から末梢へ、マッサージは末梢から心臓へという、縦方向への施術をするので、横へのストレッチを考えたことがない方が多いと思います。

 手の甲や手掌、足の甲や足底を、中央から左右両側にストレッチしてみてください。

 座って膝を曲げ、片側の大腿にのせ、両母指をつかって、あるいは両母指球を使って、足裏を両側に強擦するとわかりやすいと思います。

 靴の中で窮屈に縮んだ足が、気持ちよく開放されていきます。

 外反母趾や、手足の疲れにも効果があります。膝痛のある方には、大腿や膝の周囲にも応用しています。

 

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2005年10月19日 (水)

頭痛持ちの方に

 自分が診てきた中で、圧倒的にリピーターとして多いのは、肩こりがひどくなると頭が痛くなるという方たちです。

 頭痛の時は薬をのんで治すという方が多いと思いますが、葛根湯やセデスなどでも、効果がでるまで一時間近くかかります。

 また、ひと眠りしたら治るということも多いかと思いますが、なかなか思うようには眠れないものです。

 薬でも、指圧でも、毛細血管を拡げて血行を促進するというのは同じ事です。

 しかも、指圧には副作用がなく、全身のバランスを調整して、頭痛の原因である、血液の循環やホルモンの分泌を改善します。そして指圧をしている間に、ほとんどの方が眠ってしまいます。

 緊張性の頭痛にも偏頭痛にも効果があります。

 『頭痛には指圧!』と思ってくださった方が、昨日もひとり増えました。もし頭痛でお悩みなら、是非、全身の指圧を受けてみてください。

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2005年10月17日 (月)

O脚矯正のストレッチ

 仰臥位で、下肢を伸展し、足関節を背屈内反(踵を突き出し、足指を手前に引き内側にひねる)し、踵は離して、左右の第1趾をつけます。

 大腿内側の内転筋に力を入れることで、股関節は内旋し、O脚の矯正になります。

 そのままの姿勢で、伏臥位になると、体の重さで、開いた骨盤が内側に閉まってきます。

 大腿外側の大腿筋膜張筋と、下腿外側の前脛骨筋を指圧でゆるめておくことも重要なポイントです。

 また、大腿の付け根に両手を重ねて、左右に揺すると、微振動によって、骨盤内の筋肉がゆるみ、さらに効果がアップします。気持ちがいいのでおすすめです。

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2005年10月15日 (土)

グレープフルーツの香り

 グレープフルーツの香りは、「幸せの香り」と呼ばれています。
  
 ラテン語の学名は「シトラス・パラディソ」といい、天国のみかんという意味です。

 その香りを嗅いでいるだけで、脂肪燃焼の効果があり、室内や車の芳香としても、主張が強すぎず、ホッとすることができると思います。

 頭痛にも効果があるといわれ、頭痛や肩こりの指圧の時の芳香浴に、よく使っています。

 病院のお見舞いに持って行って、大変喜ばれたことがあります。
  
 リラックスやリフレッシュしたい時の香りとしておすすめです。

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2005年10月14日 (金)

肩たたきのコツ

 肩に触れた瞬間に、拳を上に持ち上げることを意識して、肩を叩いてみてください。

 叩くことを意識して、拳を肩に置いてしまった場合と、随分タッチが違うはずです。

 雨だれが石を穿つ(うがつ)ように、弱い刺激でも続ければダメージを与えるのですから、凝り固まった筋肉には、一ヶ所ではなく、全体をリズミカルに軽いタッチで叩いたほうが血液循環の促進になります。

 肩たたきは、子供の頃から、手軽なお手伝い感覚でやってきてしまって、タッチのことなど考えたこともない方がほとんどだとは思いますが、全身にまんべんなく、軽いタッチのテンポのよい叩打法(こうだほう)ができれば、リフレッシュ効果があることは間違いありません。

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2005年10月13日 (木)

猫背矯正のストレッチ

 仰向けに寝て、肘を曲げ脇腹につけ、こぶしを軽く握ります。

 顎を上げ、後頭部で頭を支えるようにして、胸を突き出します。

 息を鼻から吸って止め、少しそのまま持続してから、脱力します。

 頚椎と胸椎が伸びて、猫背の矯正になります。

 女性の方には、バストアップのストレッチにもなります。

  

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2005年10月12日 (水)

命の力

 長い時間をかけて凝り硬まった筋肉に、ゆるませることだけを考えて指圧をすると、どうしてもやりすぎになって、余計に筋肉が疲れてしまいます。

 指圧の場合は、筋肉の繊維に対して垂直圧をかけるので、揉むよりは、揉み返しがないのですが、適量刺激を超えてしまうと、筋肉にはストレスになります。

 痛みがある所ほど弱い力で、その周囲の血行を促進することを考えて指圧をするように心がけています。

 全身の血液の循環が良くなれば、人間には自分自身の体を調整する力があります。命の力を信じて、相手にまかせる部分を残しておくことも、セラピストとして大切なことだと思っています。

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2005年10月10日 (月)

レモングラス

 レモングラスというと、タイ料理のトムヤンクンや、虫除けになるということでご存知の方も多いと思いますが、精油としてアロマテラピーでも使われています。

 名前と違ってイネ科の植物で、リフレッシュ効果や鎮静・鎮痛作用があり、肩こりのアロマオイルマッサージにも効果を発揮します。

 ただし、肌を刺激する場合があるので、敏感肌の方は使用を避けたほうが良いでしょう。

 室内芳香浴としてティッシュに3滴ほどたらすと、レモンより甘く柔らかい香りがします。消化促進作用もあるので、おなかがすいてきませんか?

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2005年10月 9日 (日)

宙を圧す

 全身の指圧、あるいはマッサージをする場合、一定のリズムで施術をして、深い呼吸をしてもらうということが大切ですが、その中にも、メリハリをつけて、どこかにクライマックスを作るということは、より深いリラックスに導くために必要だと思います。

 能でいうところの『序破急』とも少し違う、もっと緩やかなエンディングですが、フィナーレを伝え、余韻を味わっていただくために、特別な操作をします。
 
 指圧では、各部位の終わりに持続圧をしますが、特に、頭部の最終点である、おおよそ『百会』の部位の持続圧と、全身の最後の操作である、腹部の重ね手掌振動圧を、『見せ場』として考えています。

 最終操作では、『気』を集中して持続し、徐々に圧を抜いていきます。

 体をひとまわり大きなものとしてとらえ、空間まで圧して離す感覚で、丁寧にパフォーマンスを終了します。体を包んでいるという『オーラ』まで施術するという感覚です。

 全身の指圧・マッサージをするということは、ワンステージのダンスです。名人・上手といわれるセラピストの体の動きは、見ていて美しいと思います。無駄のない美しい動きの中に、物語性のある『見るに足る施術』、それが私の目指すものです。

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2005年10月 8日 (土)

自然と共に生きている

 人間は、呼吸によって酸素を体内に摂り入れ、二酸化酸素を排出しています。

 人や車や電化製品など、二酸化炭素を作り出すものばかりに囲まれて生活していると、酸欠になって、ストレスや疲れが溜まってくるような気がします。

 文明によって、便利になりましたが、都会はあきらかに酸欠で、閉塞感に満ちています。
 
 一方、植物は、二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出しています。植物からの恩恵を受けて、人間や動物が生きているのです。

 人間関係のストレスから解放されるためには、ヒトの社会に生きるだけでなく、自然とともに生きている自分の時間を持つことが大切だと思います。

 ガーデニングや釣りやウォーキングの愛好家が多いのは、自然との共生によって自分を取り戻す、それが一種のアロマテラピーであるからだと思います。

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2005年10月 7日 (金)

植物芳香療法

 アロマテラピーを日本語にすると、『植物芳香療法』となります。

 香りは、嗅覚を介して大脳辺縁系で、本能的な情動を喚起するとともに、体に生理的変化をもたらします。

 お寺や温泉で落ち着いた気分になれるのは、香りによって、脳が刺激されて、神経伝達物質の放出が活発になったり、免疫力が高められたりすることがあるからです。

 また、大脳辺縁系と同時に、大脳皮質では香りに対する『意識』を作ります。

 今、キンモクセイの香りがしていますね。香りの記憶が昔の自分を呼び起こすことはないですか?

 あの垣根の向こうで、ランドセルに背中が隠れてしまうくらいの幼い自分が、懸命に歩いているような。

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2005年10月 6日 (木)

肘枕で圧す頭痛のツボ

    頭の重さを利用して、肘枕で圧す、頭痛のツボを紹介します。

  後頭骨の際で、頚椎の両脇にある筋肉の外寄りを『天柱』といい、そこから親指1本分の幅をあけて、外側に『風池』、『完骨』と、ほぼ等間隔に、頭痛のツボがあります。

  横になって、肘枕をし、親指を立て気味に、後頭骨の際にあて、4本の指の指紋部で、頭を支えます。

  指に力を入れなくても、頭の重さで、プロなみの、調度良い指圧ができます。

  テレビを見ながらでも、少しづつ親指をずらして、コリをやわらげることができます。

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2005年10月 5日 (水)

全身を診て共感する

 保険診療では、病気やケガのある部位に対して治療を行いますが、指圧やアロマテラピーでは、体全体を診て、バランスを調整し、歪みを矯正していきます。

 体を診るとともに、心を診て、『自分だったらどうされたいだろう?』と、共感することで、手技療法の効果は最大限に発揮されます。

 多愁訴の方は特に、全身を指圧・マッサージすることで、心身のバランスが統合され、不調が緩和されているように感じています。

 先日、『おなかが鳴りましたね、ツボに入って効いてますよ』と言ったところ、『今のは先生です』と言われました。

 もちろん、お互いのおなかが鳴っていたのですが、『全身を受け入れて共感すること』、それが手技療法の最高の境地ではないかと思っています。

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2005年10月 4日 (火)

手当てと会話

 急性の症状や、神経が圧迫されている場合など、どうやっても、痛みがとれないことがあります。

 せっかく来ていただいて、少しでも良くなって帰っていただきたい、そんな時は、痛む場所に手掌を当てています。

 痛む場所がはっきりわかることも、不安の解消になりますし、『気』が出ているかどうかは証明できませんが、温熱刺激と圧刺激によって鎮痛効果があることだけは確かです。

 それを上回る痛みを緩和するには、時間も必要です。

 そして、手掌を患部に当てながら、感じることを言葉にして、できるだけわかりやすく状態を説明するようにしています。

 痛みを持っていても、ほとんどの方は、会話をしているときに、痛みのことを一瞬忘れているものです。

 その時間が、少しでも長く続くように、どの施術も手を抜くことはできません。

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2005年10月 1日 (土)

膝の痛みの指圧

 加齢による膝の痛みは、下腿の脛骨上部がすりへって起こることが多く、大腿四頭筋が衰えることによって、膝が伸ばしにくくなり、起き上がる時や、歩く時に、痛みが生じます。

 指圧では、萎縮した大腿四頭筋を伸ばすとともに、膝の周囲の筋肉の血行を促進して、膝を伸ばしやすくします。

 また、大腿四頭筋を強化するエクササイズとして、座位で下肢を伸ばし、大腿の下に入れた手を押しつぶすようにして、大腿四頭筋に力を入れる方法があります。

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