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2005年10月 5日 (水)

全身を診て共感する

 保険診療では、病気やケガのある部位に対して治療を行いますが、指圧やアロマテラピーでは、体全体を診て、バランスを調整し、歪みを矯正していきます。

 体を診るとともに、心を診て、『自分だったらどうされたいだろう?』と、共感することで、手技療法の効果は最大限に発揮されます。

 多愁訴の方は特に、全身を指圧・マッサージすることで、心身のバランスが統合され、不調が緩和されているように感じています。

 先日、『おなかが鳴りましたね、ツボに入って効いてますよ』と言ったところ、『今のは先生です』と言われました。

 もちろん、お互いのおなかが鳴っていたのですが、『全身を受け入れて共感すること』、それが手技療法の最高の境地ではないかと思っています。

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