冷え性のエクササイズ
冷えを解消するには、末梢への血行促進が必要です。そのためには、筋肉のポンプの力で、血液を末梢に運んであげなければなりません。
立ったままできる、エクササイズを考えてみました。
足の冷えには、足を肩幅よりやや狭く開いて、片足を足の長さだけ(20~30cm)前に出します。
かかとは床につけて、足先を上にに上げていきます。これを、足関節の背屈といいます。足関節の背屈と同時に、足指を開くことで、普段ゆるみがちな足裏の筋肉が緊張して、足指へつながる動脈に、ポンプの力が加わることになります。
この時に、膝関節をしっかりと伸ばして筋肉に力を入れます。アキレス腱が伸びて、ふくらはぎの筋肉が緊張します。
呼吸は、へその下に両手を重ねて8秒ほど息を吐きながら、下肢の筋肉の緊張を維持します。息を吐ききったら、脱力して足先を着地します。
これを2~3回繰り返すと、かなり血液が運ばれていくのがわかります。
手の冷えには、ペンギンのポーズをします。
肘をしっかりと伸ばして、体の真横に30度くらいの角度で腕を上げ(肩関節の外転)、手首を上に反らせます(手関節背屈)。そのときに指をしっかりと開いて、8秒くらい息を吐きながら、上肢の筋肉の緊張を維持します。そして、息を吐ききったら脱力します。
これを繰り返すとかなり温まると思うのですが、いかがでしょうか?
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 秋の風、夏の陽射し。(2022.08.19)
- 23℃でも蒸し暑い朝。(2022.08.18)
- 40代女性、コロナ後体調不良の指圧、左腰外側の痛みもある。(2022.08.17)
- コロナの嗅覚異常リハビリに、レモン、ローズ、クローブ、ユーカリの精油の匂いを嗅ぐ。(2022.08.16)
- ほおずき。(2022.08.15)
コメント