アロマセラピストになるには
日本アロマ環境協会のアロマセラピストになるには、かなりの時間が必要です。
アロマテラピースクールに通う場合がほとんどだと思うのですが、マッサージの資格があるからなんとかなりそうだと思っていると、実はこれが難しいのです。
まず解剖生理学などの学科試験の一次が、四択問題で出題されます。これは、マッサージの試験でもおなじみなので難しくはありません。
しかし、二次試験が論述なので、『小腸について200字で説明せよ』などという問題が並ぶと、これが書けないものなのです。
アロマテラピースクールで学んだ人には二次試験が免除されていて、かなり有利になっています。実技試験も校内でできるので、アロマセラピストを目指していて、時間が作れる方は、アロマテラピースクールに入学するのが無難です。
ただし、男性を受け入れていない学校も多いので、男性でマッサージの資格を持っている方は、私のように独学でも資格の取得は可能です。
トリートメントのビデオやDVDをたくさん見たことと、通信教育でテキストを手に入れたことは、『標準』を知るうえで、とても役にたちました。
また、30症例のカルテ審査があるので、ボディトリートメントをしたうえで、それを客観的に分析する文章力が必要になります。これには、頭を悩ませた人が多いのではないでしょうか。
指圧・マッサージとアロマテラピートリートメントには、微妙なニュアンスの違いがあるように思います。どうかアロマセラピストを目指す皆さん、頑張ってください。
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