痛みを残して施術を終えるとき
腰痛が主訴であっても、内臓の手術歴がある場合は、腰痛に対する施術を終えても、痛みがとれないことがあります。
このようなときは、腹部の手術痕がひきつれていたり、瘀血(おけつ=古い血の滞り)のために、痛みが生じていると考えています。
痛みのある部位をむやみに圧すよりは、内臓の下垂や骨格の歪みを矯正して、血液の循環を改善することで施術を終えることがベターだと思います。
ストレッチや家事の姿勢の工夫など、日常でできることを日課にしていただいて、次の施術でまた全身の調整をしていきます。
今日始めて来られた方も、かなり血色は良くなったのですが、少し痛みを残して、ストレッチの宿題を持って帰っていかれました。
やりすぎないことは、とても重要です。施術者の手を離れてからも、血行の良くなった体は、しばらくの間、調整をし続けるのです。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 秋の風、夏の陽射し。(2022.08.19)
- 23℃でも蒸し暑い朝。(2022.08.18)
- 40代女性、コロナ後体調不良の指圧、左腰外側の痛みもある。(2022.08.17)
- コロナの嗅覚異常リハビリに、レモン、ローズ、クローブ、ユーカリの精油の匂いを嗅ぐ。(2022.08.16)
- ほおずき。(2022.08.15)
コメント