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2006年9月25日 (月)

“うつ”と桂枝雀さん

 “笑いは緊張と緩和である”という理論を、亡くなった桂枝雀さんは掲げていました。阿呆を極端にまで演出し、芸の完成を求めて奮闘していたのは、自分の“うつ”との闘いでもありました。

 残念なことに、枝雀さんの死は自殺でした。落語という芸と自分の本来の性格との心中であったように思います。

 私は、阿呆を演じている枝雀さんをテレビで見ると、痛みを感じて心から楽しむことができませんでした。

 “うつ”や不安を訴える方に会うたびに、その空気感は伝染し蔓延していくものであると感じます。自分もその気持ちに触れると、楽しい気持ちで過ごすことは不可能になってしまいます。

 “うつ”の方が無理に楽しいふりをするのも、潰されてしまいそうでいいことではありません。解決にはなりませんが“うつ”は人間が簡単になってしまう状態で、当たり前のことなのだと思います。

 抜け出せないほどの“うつ”になってしまったら、できれば“うつ”を吐き出させる専門家を見つけて、できるだけそこでうつを吐き出してしまうのがよいと思います。

 今日もたくさんの不安や落ち込んだ気持ちが世間を飛び交うことだと思います。今そうでない方は“うつ”のサイクルにはまりこまないように、不安もあるでしょうが気分転換をして、どうか思いつめないでください。

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