« とらわれた心をほどいてゆく | トップページ | マッサージ中の眠り »

2006年9月18日 (月)

冷えが熱に変わる体

 足が冷え、頭がのぼせる“冷えのぼせ”や、下腹部の瘀血(古血の滞り)による血行不良では、指圧やマッサージ後に血液の循環を取り戻すと、それまでの冷えた体が嘘のように熱を産生することがあります。

 筋肉のこりや老廃物の蓄積で、末梢の血管に通行止めのような状態があるケースでは、体がほぐれ、堰き止められた老廃物が流れ出すと、酸素に富んだ血液が体中を暖め、それまでの冷えを取り戻すかのように熱が発散します。

 手、足、顔の血色が良くなると、自然で健康的なボディメイクが出来上がり、体全体に安定感が生まれます。

 人間の体に備わった自然治癒力を感じるのはこんな時です。セラピストはあくまでも人間の体が持つ“薬”を引き出すまでが仕事です。冷えに悩んでいた体が熱を産み出しているのを見る時、クライアントの感受性に助けられてこの手技は成立しているのだと思います。

 どんなに巧みな手技を持ってしても、クライアントの感受性に響かなければ結果は伴わないのです。この共同作業の“主”はクライアントの体であって、セラピストの手技は“補”であるというスタンスを忘れてはいけないと思っています。

|

« とらわれた心をほどいてゆく | トップページ | マッサージ中の眠り »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 冷えが熱に変わる体:

» 岩盤浴 [ラジウム岩盤浴長生き]
家庭用ラジウム岩盤浴長生き [続きを読む]

受信: 2006年9月18日 (月) 19時04分

« とらわれた心をほどいてゆく | トップページ | マッサージ中の眠り »