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2007年4月10日 (火)

ジェネリック医薬品で喘息発作?

 昨日指圧をしながら聞いた話です。喘息の娘さんは近所の診療所に受診していたそうです。そこではジェネリック医薬品が処方されました。

 ジェネリック医薬品は新薬の特許期間満了後に、他の製薬会社が同じ成分で製造する薬です。開発コストが削減できるため安価な薬を提供することができます。最近テレビCMも盛んに放送されているのは、国の医療費削減の機運とも合致しているからでしょう。

 その娘さんは喘息の発作を起こして大学病院に入院しました。そこで医師から『ジェネリック薬が原因だ』と言われたのだそうです。

 そんなおかしな話があるだろうかと思いました。そこでいろいろと調べてみたところ、『製法の違い』『副成分の違い』ということが浮かび上がってきました。

 アロマテラピーを勉強するとわかるのですが、例えばローズの精油を得るためには水蒸気蒸留法と溶剤抽出法があり、前者で得た精油をローズ・オットー、後者をローズ・アブソリュートと呼びます。

 溶剤抽出法は揮発性溶剤へキサンなどを製造過程で使用し、精油成分を吸着させます。水蒸気で蒸留して製造するよりも、効率よく精油を作ることができ安価に精油を提供することができます。しかし残留溶剤の問題もあり、よりナチュラルなアロマテラピーを目指すアロマセラピストの多くは、トリートメントの使用を控える傾向にあります。

 ジェネリック医薬品も、工場の製造ラインの違いや材料の仕入先の違いなどから、『主成分は同じであっても、全く同じ薬ではない』物を作っている場合もあり得るのだと思います。

 薬の製造方法に水蒸気蒸留法と溶剤抽出法くらいの違いがあるとすればかなり違う認識のもとに作られていると言ってもいいと思います。また、色や味や香りや形を決める副成分に至っては、全く内容が違うということもあるかもしれません。

 医療費削減にジェネリック医薬品が大きく貢献することは間違いないと思いますし、ジェネリック医薬品の使用を推進することにも私は賛成です。しかし、喘息の発作を起こしてしまうほどの“違い”を持つジェネリック医薬品があるならば、もっと『タミフルなみ』に注意を喚起すべきだと思います。

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