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2007年4月30日 (月)

骨盤の開きと卵巣摘出

 初めて施術をする女性で、伏臥位になった時に右膝が軽く曲がる女性がいました。

 左に比べて右の骨盤が少し高く浮いています。骨盤が開いているということです。

 仰臥位になると右の股関節が外旋して、右の爪先が外側を向いてます。

 主訴は肩こりと慢性疲労なのですが、気になったのは胸椎下部の後弯と右の骨盤の開きです。 

 問診で、高血圧と十二指腸潰瘍の薬を服んでいることがわかりました。花粉症もあり6月まで続くということだったので、喘息かどうか聞いたところ、やはり喘息もあるそうです。がっちりとした体格ですが、アレルギー体質で虚証だと診ました。

 指圧をしながら骨盤か右下肢のケガはなかったかと聞くと、問診では出てこなかったのですが、右卵巣の摘出手術を受けているということです。

 (既往症や手術歴を順序立てて説明できる人はそうはいないと思って、何か気になったら質問することです。)

 骨盤の開きと卵巣摘出手術を受けたことが直接関係があるかどうかはわかりません。

 左下肢はむくみ、右下肢の筋肉は硬くなっているので、いつも右足に体重をかけています。右足が外側に開いてしまうのは、右下腹部の正中線寄りを刺激したくない、あるいは、右下腹部を刺激したくなかった手術後の癖が残っているからではないかと考えました。

 ゆったりとしたリズムでは疲れてしまうと感じ、テンポの良い軽い刺激の施術をしました。まだ小学校低学年のおじょうちゃんと犬を連れてここへ来たのも、いろいろと大変な感じを受けました。

 施術後、隣の診察室で遊んでいたおじょうちゃんが、「ママ寝てたね」と嬉しそうに言います。

 そう、半分はせっかくの休日をここで我慢してくれていたおじょうちゃんのために、テンポ良く指圧をしました。

 この劇場空間にある要素が全て施術に溶け込んでいくのだと思います。後から知った手術歴から、キャスター付きの椅子で遊ぶお子さんの存在まで。

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