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2007年4月17日 (火)

ソムリエの右肘痛

 歓迎会や送別会の宴席が続いて、右肘の痛みを訴える女性ソムリエが指圧にいらっしゃいました。

 考えてみたこともなかったのですが、パーティーで30本、60本、100本とワインのコルク栓を抜き続けると、橈側手根伸筋を酷使することになり、“手三里”“曲池”が硬くなります。

 コルク栓を上に抜く手首の動作は橈側手根伸筋の働きです。この時にワインオープナーを握っているので、示指の付け根の“合谷”も橈屈の動作に伴い硬くなります。

 ソムリエというのは名前の印象ほどスマートな仕事ではないようです。コルク栓を抜くだけでなく、ワインを注ぐ時にも腕の筋肉を使います。パフォーマンスもソムリエの仕事ということであれば、ワインの瓶を持って最低でも一杯はグラスに注ぐことになります。それを続けて疲労の蓄積により炎症が亜急性的に悪化しています。

 上肢の他に、腰、膝、足、肩、頭まで痛みがあります。軽くゆったりとしたリズムで全身に指圧をします。グレープフルーツのアロマミストを使いたいと思ったのは、体の許容量を超えた疲労を抱えていると感じたからだと思います。体に幸福感が足りません。

 右肘は触れただけでも痛いという状態だったので、ペパーミントとブラックペッパーをスイートアーモンドに希釈して母指軽擦を繰り返しました。

 始めは触れただけで痛かった右肘も次第に痛みが緩和されていきました。患部より手前と患部より先の施術を重視して、誘導的な炎症の緩和を目標としました。

 「腰がギックリ腰になりそう」で、「膝がはずれるかもしれない」という体は大騒ぎの状態なので、いくつかのストレッチは関節を狭い範囲で動かすだけにしました。

 予約はずっと続いているのだそうです。ワインの栓抜きは自動のものにするか(電動があったのでは?)他の人にまかせて、ワインの選択のアドバイスだけにしたらどうですかとはお話ししています。

 本当なら3日安静にするのが妥当ではないかと思います。同じように仕事をするのなら、仕事の後に腕を冷やす必要があります。こだわりや仕事の満足感というのは本人の問題なので、腕がねじ切れるまでワインを抜き続けるならそれも良しということです。何だかスポ根漫画のようです。

 此処に来る人全員に「指圧の効果は最低でも2日は持続するので、毎日来る必要はありません」と言ってきたのですが、特別に「痛みが治まらなかったら、明日来てもいいですよ」と言ってあります。

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