長身の男性の背中は2ヶ所で曲がる
転職した新しい職場でパソコンの仕事を始めた長身の男性の背中は、肩甲下部と腰の2ヶ所で曲がっていました。
低いデスクで頭を下げて、腰を曲げてパソコンを使っているのがわかります。ひどい頭痛で3回吐いたということです。眼精疲労もあります。鎮痛薬を飲んで頭痛はひどくなりました。
緊張性頭痛と偏頭痛の混合性頭痛だと思いますが、鎮痛薬が毛細血管を拡張したために、一部で拡張して神経を圧迫していた血管がさらに拡張して、偏頭痛の痛みが強くなってしまったのだと思います。
こうなると労働災害と言ってもいいと思います。会社の福利厚生費を個人にあったデスクに投資していかないと、結局作業効率は低下し、やがては医療費にも跳ね返って、社会保険の支払いをすることになります。
身長の高い社員を採用した時点で作業環境を整えるというシステムは、なかなか存在しないようです。4月で二人、そんな方に指圧をしました。
身長が高いというのは不便なことも多いようで、“この国サイズ”でないと猫背生活を強いられます。全身の指圧をして頭痛は治まったのですが、注意をしないと椅子に座っても猫背になります。
会社まで往復3時間、車の運転をすることになるそうです。施術が終わると、体を畳んで車に乗り込み、帰っていきました。会社が用意してくれないなら、自分でパソコンの高さを工夫するしかないでしょう。できれば車も。
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