筋肉増強ステロイドで鬱の副作用
プロレスラーが家族を殺害して自殺するという事件がアメリカで起きました。筋肉増強剤の長期連用による鬱が原因だと言われています。
男性ホルモンを筋肉増強剤として使用すると、始めは攻撃的な性格になりますが、使い続けるうちに一部がエストロゲンに変化して、乳房が女性化したり、肝機能障害を起こしたり、鬱の症状が出るということです。
人間の体が過剰な男性ホルモンの存在を危険とみなして女性ホルモンに変化させるのは、なるほどなと思います。
男性型の脱毛や爪や皮膚の荒れなど、鬱の症状が出るまでに様々な体の不調が出ていたはずです。
ホルモンの代謝に関わる肝臓が、働き過ぎで機能低下になることも頷けます。
鍛えぬいた体は免疫力が低下し、アスリートは風邪をひきやすいということも耳にします。
一品だけ過剰に摂取する食生活が体に悪い結果をもたらすように、中庸というバランスを保ちながら、人間は生きています。
だから手技療法でも人間の体に対する刺激が過剰になってはいけないのだということを、アメリカでの事件から考えさせられました。
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