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2007年6月17日 (日)

脊柱の両側をゆるめる

 全身施術の時間配分からすると、頚から背中の筋肉をゆるめる時間がどうしても長くなります。

 実際に筋肉が硬くなりやすいということもありますが、脊柱の両側が末梢神経の出入り口であると考えることが重要です(末梢神経のことを考えれば、脳神経が支配する頭や顔の施術も同じように重要です)。

 脊柱の両側から出た神経は、体のほとんどの部分に広がります。内臓のツボが脊柱の両側にあるのもそのためです。

 胃炎の反射として肩から腰までの筋肉が緊張している場合は、背部の筋肉をゆるめることで、胃の痛みも緩和されます。

 胃炎や肝臓の疲れがなかったとしても、施術の配分からいけば背中の時間が長くなります。立位姿勢はそれだけで背筋を緊張させます。姿勢が悪ければなおさらです。

 時間をかけた施術が必ずしも良いとは限らないので、できるだけ一時間くらいで全身をゆるめたいと思うのですが、それができない原因を考えると、ほとんどが“脊柱の両側の硬さ”です。

 質と量を兼ね備えれば『かなりのもの』だと思うのですが、今の質を提供するためには数をこなすことが大変です。

 脊柱の両側への施術をどうとらえるか、効果が確かで短い時間で施術ができれば、もう少し多くの人を診ることができます。

 最初の数分のタッチから施術のリズムが決まってしまうということもあります。自分の体調もあり、お客様の呼吸や脈拍もあります。

 問診から座位、横臥とストレッチを入れて伏臥と仰臥の施術をすると、どうしても全身施術は一時間を超えてしまいます。これは一つの施術スタイルとして良いと思うのですが、予約が重なる時などは、もう少し短い時間で効果が出せたほうが社会的貢献度が上がるのではないかと考えます。

 予約をできるだけ断らないために、脊柱の両側をもう少し短い時間でゆるめるための施術を考えておきたいと思います。

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