大学病院と開業医
変形性膝関節症の女性が、大学病院から整形外科の診療所に治療先を変えたそうです。
膝の注射も痛くなくて、話も良く聞いてくれるし、日曜日の午前中も診療してくれると絶賛です。
大学病院で診てくれた先生は、この開業医の先生の後輩だったのだそうです。確かに大学病院の先生全てが必ずしもキャリアが豊富であるとは限りません。
話の内容をよく分析してみると、治療に大きな差はありません。大学病院の治療が効いてきたので、その後の注射が痛くなかったということもありそうなことです。
“向き合ってくれている感じ”がより多いのが、この開業医の先生のほうだったようです。
これから付き合っていかなければならない症状に対して、適切なアドバイスができる、改善する方法を持っているということは、手技療法者に対する期待でもあります。
左膝が悪いので右に体重をかけていて、「右足(右下肢)のほうが左より短く感じる」ということなので指圧の後に左右の長さを比べてみました。
仰臥位で明らかに右の爪先のほうが左の爪先より伸びています。左膝の軟骨が擦り減っていて膝を伸ばしにくいために、左下肢長がいくらか短いということです。
これなら理屈に合っています。右には体重をかけているだけで、短くなってしまったと心配するような異常はありません。この指圧も具体的に現状を把握していただく方法になったと言えます。
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