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2007年9月20日 (木)

激辛カレーで頭痛

 「激辛カレーを食べた後に、汗がダラダラと出て頭痛になったがどうしてか?」というお尋ねをいただきました。

 激辛の素はトウガラシですので、これによって新陳代謝が促進し、体で発生した熱を逃がすために毛細血管が拡張し、発汗が起こったということになります。

 普通はその後に血管は通常程度に収縮していくのですが、刺激が強すぎた場合や筋肉のこりなどで一部に血管の狭窄部位があると、ホースをつまんだように血管が太く拡張してしまう所ができます。

 これによる頭部の痛みが偏頭痛です。拡張した血管が三叉神経を刺激して起こるといわれています。

 いつもなら激辛カレーを食べてもそのようなことはなかったとすれば、その日はいつもよりも血管が拡張していて、むしろ体調が良かったのかもしれません。

 緊急の対処法としては、コーヒーや緑茶などからカフェインを摂ることや、静かな暗い場所で横になることなどがあります(その状態で光刺激を受けたり、満員電車に乗れば悪くなることがあります。)

 指圧では痛む部位の持続的圧迫で血管を収縮させます。その部位を冷やすのも同じ効果があります。

 意外と効果的なのが、痛む部位より下部のリンパや静脈血を心臓に戻す方向(求心性)にマッサージすることです。

 詰まりの先を流してしまったほうが、拡張した血管に溜まった血液を排出するのに効果的な場合が多いように思います。

 痛みのある頭をゴリゴリ圧してもなかなか良くならないものです。ずっと叩いていると痛みを確認するだけに終わったり、かえって悪くすることもあります。

 それよりも上肢下肢のむくみをとっているような時に頭痛が治ることがあるのは、静脈血やリンパの促進によって“体循環”という大きな流れを促進するマイルドな施術法だからだと思います。

 手技療法においては、遠大な計画や俯瞰的な人間の見方のほうが、部分的なアプローチよりも優れていることがほとんどです。

 そして偏頭痛は、少し眠ることができると良くなっていることが多いです。

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