「問いを見つけられたものが答えを見つけることができる」
「問いを見つけられたものが答えを見つけることができる」、昨日の『異次元への招待』という番組の中での、リサ・ランドール博士の言葉です。
彼女は『小さな磁石でもクリップを吸い上げられる』ことを例に、『他の様々な力と比べて重力の力が極端に弱い』ことを説明します。
それは『重力がこの宇宙から漏れ出している』と考えれば説明できるとし、宇宙が何層にも重なって、その間を重力が行き来する『膜宇宙』の理論を導き出します。
疑問を持つことで答えを求めて研究を重ね、膜宇宙の理論に至った経緯がよくわかります。
そして疑問を感じる、問題意識を持つというセンスを磨くには、基礎的な勉強が自分のものなっている必要があります。
今まで自分が身につけてきた常識から考えると説明がつかない、わからない、と疑問を感じることが第一歩です。
閃いてグッドアイデアだと思っても、しばらく寝かせておくうちに冷めていくアイデアは、やはりどこか十分ではないのでしょう。
世界的な物理学者であっても葛藤があり、モチベーションが下がることもあり、失敗を重ねてきたことが伝わってきました。
生活の木で講座をしていても、質問ができる人はある程度基本の勉強ができています。
宇宙物理学は遠い学問だと思っていましたが、取り組む姿勢は同じなのだと思いました。
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