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2007年10月 3日 (水)

膝で圧すことの危険性

 以前に指圧の研究会で、仰臥位で大腿後側の施術をする場合に、『被術者の膝を曲げてから自分の膝蓋骨に大腿後側を押し付けることで圧す』という方法を見て、伏臥位のとれない方の施術には取り入れてきました。

 指圧の基本にないことは承知の上、伏臥位ができない場合限定で施術に使っていました。適量刺激の感覚がわかりにくいということと、細かい刺激ができないことは仕方がないと思っていました。

 そして先日、膝圧しをしたところ、膝を痛めてしまいました。下肢の重さで膝蓋骨がずれて、靭帯や腱がある右膝上部内側を捻挫してしまったようです。

 幸い、痛みは3日で治りました。そして膝を使うのはやめることにしました。

 膝蓋骨は可動性があり垂直圧には不向きです。特に下肢を大きく動かせない方への施術では無理な姿勢から膝圧しをすることになったり、不意に下肢が動いたりして、膝蓋骨がずれて膝に下肢の重さがのしかかる場合があります。

 タイ式マッサージでも、被術者の背中に両膝をあててエビ反らせるようなストレッチで膝を痛めることがあるのではないかと思います。

 特に素人の方が安易に膝を使うべきではないと思います。ポイントに適正な刺激ができないうえ、自分の膝を痛める可能性があります。

 指圧で右膝をマットにつけることや、正座に痛みがあった3日の間、これが治らないものだったらどうしようかと思いました。

 私は肘を使ったこともほとんどありませんでしたが、これもかなり前に封印しています。

 膝を使わなくなって、いよいよ指と手だけを使う施術になります。感覚を自分のものにできたと思える指と手を使うことが、自分にとっても安全な施術であることがわかりました。

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