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2007年11月24日 (土)

冷え性に効く後ろ蹴り

 膝を伸ばしたまま下肢を後ろに上げることが、股関節の伸展です。大殿筋と大腿後側の外側・大腿二頭筋長頭が働きます。

 『サッカー選手は足が冷えないのではないか』と考えました。

 腹部大動脈は第4腰椎下縁で2本に分かれ、さらに骨盤内臓へ向かう内腸骨動脈と足へ下行する外腸骨動脈に分かれます。

 脳や内臓以外に流入する血液は全体の3割しかないわけですから、この腹部大動脈が分岐する下腹部と下肢へつながる鼡径部(股関節)は、足の冷えを改善するために非常に重要なポイントであることがわかります。

  ボールを蹴るために股関節の振り子運動をするサッカー選手は、足先に遠心力もかかるので下肢への血流が活発なはずです。

 人間は股関節が前に動く大腿の前方挙上は視覚的にも意識しやすいのですが、下肢の後方挙上を意識するのは難しいことです。

 実際にテーブルに両手をついてやや肘を曲げ、体を90°開いて上体を前傾し片方の下肢を後ろに蹴る動作を10回繰り返してみました。

 足先まで温かくなることがわかりました。腰痛があればこの姿勢ではできませんが、そうでなければ鼡径動脈を普段動かさない方向に動かすということは、足の冷えに対して大変効果があります。

 テーブルに両手をついて正対し、片足を少し前に出してインサイドキックをすることも股関節の内転運動になり、普段使いにくい大腿の内転筋群を使うことになります。この場合は膝が伸びて爪先が正面を向いていることで内転筋を使うことになります。

 後ろ蹴りはヒップアップに、インサイドキックは太腿のシェイプになることからも、股関節を動かすたるみがちな筋肉を鍛えることは足の冷えを改善することになると言えます。

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