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2008年3月29日 (土)

「ソメイヨシノはクローンである」言い方ひとつで興醒める

 「染井村(今の駒込)で生まれた吉野桜が挿し木で全国に広まったので、今満開の“ソメイヨシノはクローンである”」、たまたまつけたラジオからの一言でサクラの風情は吹き飛んでしまいました。

 クローンという言葉の持つ倫理的、遺伝学的響きは“いけない感じ”を孕んでいます。

 同時にソメイヨシノがクローンであるという現実は、人工的、作為的な春の演出として、花見というイベントの経済効果のために広まっていったということもあるのだろうと屋台を見ても納得します。

 挿し木で育つ植物をクローンと呼ぶと、公園はクローンだらけです。

 あえてマイナスイメージにとらえられそうな言葉を選ぶ必要はありません。

 思いもかけずに、言葉によって嫌な気持ちにさせてしまうこともあります。指圧でも「治りません」とだけは言わないようにしようと思います。

 “ソメイヨシノはクローンである”、事実であっても口にしてしまうのは、春の浮かれ気分に対するハラスメントです。

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