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2008年3月26日 (水)

機能亢進か麻痺か

『神経や筋肉が機能亢進の状態にあれば強い刺激を長く行って鎮静させ、麻痺ならば弱い刺激を短く行い興奮させる』、これがタッチの原則です。

 機能亢進では知覚過敏になっているので、いきなり強い刺激をすると大変痛がられます。(長い)時間をかけて施術するというのは間違いありませんが、『痛がられても強い刺激をすればいい』というのでは配慮が足りません。弱い刺激でも持続をすることによって刺激は強くなります。

 骨折による筋肉の不動性萎縮など、使わなければ神経や筋肉は麻痺します。この場合も『弱い刺激を短く』と考えるよりも、『テンポの良い快刺激をする』と考えたほうが臨床では間違いありません。麻痺した部位であっても、一部に機能亢進がみられることもあり注意が必要です。

 一般的にこりは機能亢進に準じて、むくみは麻痺に準じて施術することができます。

 

 しかし、決めつけないことです。感覚と集中力で、違和感があれば臨機応変に対応し、刺激を調整します。

 手技療法が芸術に例えられるのは、理論と実技が1:1に対応しないことが多い中で訓練を重ねて技術を熟達させていかなければならないという、科学だけでは語りつくせない面を持つからです。

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