モロッコ風ミントティー
モロッコ風ミントティーは①ミントの生葉②中国緑茶(龍井茶(ロンジンチャ)など)③大量の砂糖、がレシピです。
大量の砂糖は気候風土が必要とするもののようで、実際にやってみると、この国では少量の砂糖もいらないように感じます。
半発酵している青茶(鉄観音など)や完全発酵している紅茶と比べて、中国緑茶のほうが生ミントの成分と近い味を含むように思います。
蒸して作る日本の緑茶と違って、釜炒りで作る中国緑茶(蒸すものもあるそうです)のほうが甘味が抑えられてミントとの相性が良いようです。
そのあたりのお茶のチョイスが工夫されえていて、遙か中国からアフリカ大陸まで運ばれて文化として定着したモロッコ風ミントティーひとつからも、歴史やカスバの街の熱風が伝わってきます。
半袖シャツや冷たい飲み物ではしのげないほどの気候風土では、大量の砂糖の入った熱いミントティーをフーフー冷ましながら飲む長いティータイムがとても重要なのでしょう。
今年も庭に大量に生えたミントの先っちょを摘んで、土壁の家の中でティータイムを過ごすモロッコの車引きの映像を浮かべながら、ミントティーをいただいています。
砂糖抜きで。
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