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2008年5月 5日 (月)

深夜の急患!

 昨夜は電話で目が覚めました。

 「腰が痛いので指圧してもらえないか?」

 その電話に「今からですか?」と答えながらも、これはやらないわけにはいかないだろうと思っていました。

 それは4年間指圧をしていなかった60代の女性からの電話でした。

 この女性は、私を“先生”にしてくれた人の中でも特別な一人です。

 息子さんに車で送られてきたその姿は、生まれたばかりの仔馬が始めて立った時のような不安定なものでした。

 かつては肩こりと腰痛で、毎週のように指圧をしていました。しかしこの4年間は特に苦しいようなことはなかったと仰るのです。

 それが本当か、(他でたまに治療することはあって)遠慮しているのかわかりませんが、左下肢から足底にかけてのしびれから“坐骨神経痛”の症状であることが診てとれます。

 椅子に座れないというので、マットに「楽な姿勢で寝てください」と申し上げると、左半身を下にした横臥の姿勢をとりました。

 左腰に痛みがある場合の典型です。

 右頚部から背部、腰部、下肢と、右半身に強い痛みがないことを確認してから、左背部、腰部と軽い指圧をしていきます。

 2月に肺炎になったそうで、肩甲間部のこりは、この急性腰痛の原因の一つです。

 左第4腰椎の傍らに圧痛点があり、臀部の仙骨沿いの外旋筋群と大腿後側の坐骨神経を圧すと強い痛みがあります。

 左半身を下にした横臥位の施術の後、仰臥位になれるか試してみます。

 恐る恐るでしたが、痛みもなくできたようです。膝裏にクッションをあて、腹部の掌圧をします。腹筋などほとんど発達していない方でしたが、腹筋に緊張が診られます。

 そのまま下肢の指圧、股関節の運動法、仙腸関節の矯正法などをしてみましたが、痛みでできないということはありませんでした。

 上肢、頭部顔面、前胸部と指圧し、もう一度腹部の指圧、さらに伏臥位になってみてもらいましたが、これも額枕+バストマットでできたので、そのまま伏臥の指圧もしました。

 いろいろな腰痛のストレッチをしてみましたが、全てできました。

 息子さんにまた迎えに来てもらった帰り際に、「まだ左の足のうらがしびれてるけど、大丈夫かなぁ?」と仰います。

 「大丈夫、ひどく悪くしたのなら熱が出るし、今、体の血行が良くなって足に血をどんどん送っているから。明日になればもっと良くなりますよ」

 『そうそう、こんなだったなぁ』と思い出しました。私はこの方の“不安”に随分勉強させていただきました。

 連休の深夜で他にどこもやっていないからという理由でもいいのです。もし本当に4年間肩も腰もひどくならなかったのならそれは嬉しいことです。

 その後、コーヒーを飲んだからかもしれませんが、『ヤンキースVSマリナーズ』を見てしまうほど、もうあまり眠れず、今日はいつもにもまして暗いうちから起きています。

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