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2008年5月21日 (水)

頭痛に座位のヘッドマッサージはあまり勧められない

 座位のマッサージの問題点は、体重移動による刺激の調整が難しいということです。

 特に押圧では、垂直圧に相当なテクニックを要します。

 ヘッドマッサージでは、力の入れ方によって頚が動いてしまうと、余計に圧が逃げる上に、頭痛ではこの頚を動かすことで症状が悪化する場合があります。

 “頭痛=ヘッドマッサージ”と考えがちですが、頭痛の原因は頚・肩・背中にある場合も多く、私の経験では下肢の施術中に症状が緩和するケースがたくさんありました。

 仰臥位のヘッドマッサージでは、垂直圧であれば足趾まで圧が通ることを“振動”によって確認することができます。

 座位のヘッドマッサージの盲点は、後ろからの施術になるのでクライアントの表情や反応が読み取りにくいということにあります。

 健康な人が対象の理容や美容のスカルプケアであれば別ですが、頭痛のヘッドマッサージの場合、座位でしかも頭から肩くらいまでの施術で症状を解消することは難しいと思っていなければいけません。

 あまり経験のない人のヘッドマッサージを見ていると、①クライアントの頚を動かしてしまう②肘を張り前腕を固定して体重移動をするテクニックができていない③そもそも圧が上滑りをしている、などの問題点があります。

 背の低い人が後ろから座位で施術をすると、これらの問題点が一層際立ちます。

 頭痛を解消するには“頚を安定させて眠ってもらうこと”も重要です。

 私は一時間全身を施術させていただければ、かなりの頭痛を緩和できると思っていますが、「15分の座位であれば、そこそこ楽にできるくらいのことだと思います。

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