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2008年5月31日 (土)

押し込むストレッチはケガをすることがある

 指圧に来た70代の女性が「体操教室に参加しているが、体が硬くて…」と仰います。

 どうやら床に座って膝を曲げ、左右の足底を合わせて、膝を床に近づけていく、『相撲の股割り』のようなストレッチが他の人ほどできないようです。

 当たり前です!

 膝が悪くて下肢の筋力が落ちている高齢者の股関節が、そんなことを容易くできるわけがありません。

 まさか補助者が付いて、上から膝を押さえ込んではいないでしょうが、高齢者にストレッチを教えるなら、個人個人に目標を理解させていなければいけません。

 他の人と違っていい、少ししか動かせなくても、自分の関節可動域が少しでも拡がればいいのです。

 人数が多くなれば目が行き届かないということもあるでしょうが、高齢者の健康増進が目的の体操教室でケガをさせるようなことがあってはいけません。

 実際に、体操教室の無理なストレッチで寝込むことになった方を知っています。

 指導者は、高齢者には関節痛があることを前提に、『無理をしないストレッチ』を教えてほしいと思います。

 相撲部屋や体育会系の運動部のストレッチのノリで高齢者にストレッチを教えているなら、病人や寝たきりを増やす事になります。

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