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2008年5月22日 (木)

ナイルさんのピカピカの黒い革靴

 銀座のナイルレストランで、名物のムルギーランチを初めていただきました。

 ムルギーランチは、地鶏の骨付きもも肉の入った野菜ペーストのカレーで、銀のワンプレートにターメリックライス、マッシュポテト、茹でキャベツと一緒に盛られています。

 『全部しっかりと混ぜて食べないと怒られる』と、カレー好きにの間では有名ですが、店内を見廻したところ、よく混ぜていない客もいて、そこそこ混ぜて食べれば大丈夫でした。

 ニンニクがきつくなく、辛さも抑えてあり、スパイス使いも日本人向きな、さっぱりとした和印折衷の味がしました。

 インド料理というよりは、下町の洋食と思って食べると納得できると思います。

 材料が正しい、襟を正した一品ではありますが、期待が大きかっただけに、感動するほどの新しい味覚ではありませんでした。

 昭和通りに面した50年を超える歴史を持つ古びた店で、一番の発見はナイルさんが履いていたピカピカの黒い革靴です。

 靴屋の新品の靴よりピカピカの、未だ生涯こんな黒光りのする靴は見たことがないほどピカピカの黒い革靴で、ナイルさんは階段を降りてきました。

 その後接客をし、レジに立ち、ナイルさんは「小銭でお支払い頂けると有難い」を繰り返していましたが、あの靴の輝きはタダモノではありません。

 ギーで磨いているのではないかと思ったりしたのですが(そんなことはないでしょうが)、銀座の男のオシャレを見た気がしました。

 人あたりの良さ、靴に注ぐ神経、その二つだけでもナイルさんが魅力的な人物であることが滲み出ています。

 カレーはともかく(これは味の好みの問題なので)、サービス業の身だしなみとして勉強になりました。あのピカピカの黒い皮靴は、強烈なオーラを発していました。

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