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2008年7月 3日 (木)

偏頭痛に血管収縮作用のあるサイプレス

 昨日は生活の木・薬草香園で『眼精疲労・偏頭痛のツボとアロマ』というテーマで、アロマ指圧講座をしてきました。

 眼窩周囲の骨に指を引っ掛けて眼輪筋を正確にとらえるというような圧し方など、顔面と頭部の指圧の後、血管収縮作用のあるサイプレス1滴+冷却効果のあるペパーミント1滴+精製水10mlという濃度1%のアロマウォーターを作って、ヘッドマッサージをしました。

 ペパーミントの刺激があるので、目や耳に入らないよう注意が必要ですが、皆さんそこは上手に頭皮を指紋部でとらえた軽擦やサークリングをしていました。

 刺激が強いという方がいるかと思いましたが、どうやら1%の濃度では皆さん大丈夫のようでした。

 このサイプレスとペパーミントのアロマウォーターは制汗剤としても使えます。

 アロマミストの芳香浴に使用したレモンもそうですが、サイプレスは静脈の血流を促進することで血管拡張を抑えます。偏頭痛の血管拡張にも効果が期待できます。

 タッチによる生理学的機転として重要なのは、前頚部1点目、指圧では胸鎖乳突筋の内縁を外側に引き気味に押圧します。

 ここには内頚動脈のふくらみである頚動脈洞と、頚動脈小体があります。

 これらはセンサーの役目を果たしていて、頚動脈洞は血圧と心拍数の上昇を感知して血圧と心拍数を下げ、頚動脈小体は二酸化炭素の上昇を感知して呼吸を促進させます。

 圧刺激によって血圧と心拍数を下げ、呼吸を促進させることができるのです。

 眼球掌圧という手技も行いました(あくまでも軽く、10秒程度)。これはアシュネル反射によって血圧と心拍数を下げます。

 今回は持続的圧迫により充血を取り除くということがテーマでした。実技と理論が結びつくまでには経験を重ねる必要がありますが、タッチの奥深さを感じていただけたのではないかと思います。

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