体の使い方のシュミレーションをしておく
電話で予約を頂く事の利点は、症状に関連する筋肉の使い方について考える時間があることです。
昨日ヴァイオリニストの方の予約を頂きましたので、しばらくはクラッシクコンサートの映像を意識して見たり、自分で筋肉の使い方を実際にやってみたりすることになります。
まだ電話での印象だけですが、ヴァイオリンを挟む顎の反対側の胸鎖乳突筋と、弓に添える示指伸筋、腕を動かす大胸筋、肩甲下筋、棘下筋、広背筋など、イメージとして施術のポイントがいくつか浮かんでいます。
しかし実際に施術をしていくと、腰であったり、下肢であったり、骨盤内臓の問題がポイントになるケースが多いものです。
日本にいる一ヶ月の間に、症状を改善できるようにしたいと思います。
アーティストの体やアスリートの体は、練習を積み重ねてできあがっているので、勤続疲労の状態にあります。
適切なオーダーメードのストレッチも、施術をしながら考えていきたいと思います。
体に不安がなく、最高のパフォーマンスが出来る状態にする事が、セラピスト冥利というものでしょう。
こんな田舎のセラピストでも、繊細な感性を持つ方々が訪ねてくれます。
昔から言っていますが、誰にも芸風があり、セラピストの“芸風”がお客様(客層)を決めます。
私の場合はどちらかと言えば、繊細な人向きの芸風のようです。
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