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2008年7月13日 (日)

下部頚椎付近の強い筋緊張は施術後Tシャツの後ろ襟が高くなる。

 頚が痛くて左が向きにくい30代の女性、下部頚椎両側の筋肉が硬く、左肩甲間部中央に筋肉の硬結があり、軽く触れても痛みがあります。

 重い物を持つ、あるいは人を抱き起こす時に頚が前傾し、衝撃的な力が加わったために寝違えのような状態になったようです。

 伏臥位の指圧で背部を伸ばしていきたいので、背中から額までのカーブの大きさに合わせ、低い額枕とバストマットを用意しました。これで安定した圧をかけることができます。

 背中のカーブがもっと大きい場合は、バスタオルで低い枕を作り、バストマットの上にたたんだバスタオルなどを置いて高さの調節をします。

 胸椎椎間関節の亜脱臼も予想されましたが、そのような手応えはありませんでした。

 左肩甲間部の硬結は新しくできた傷と思える感触なので、強い刺激にならないように気をつけました。

 伏臥位の指圧を終えて仰臥位の指圧に移ると、Tシャツの後ろ襟が上に伸びているのがわかります。

 頚の前傾による尖った隆椎(第7頚椎)の刺激で、Tシャツの後ろ襟は常に上に引っ張られていたようです。

 背部の筋肉がゆるんで脊柱が矯正されると、頚の前傾の形状記憶のように、Tシャツの後ろ襟だけが伸び上がったまま残されたのです。

 施術後、頚から背中の姿勢は良くなりましたが、寝違えのような状態なので3日くらいは頚が動かしにくいかもしれないと申し上げました。

 そういえば背中の丸くなった高齢者の方が、よく着込んで体に馴染んだTシャツを着ていると、後ろ襟が伸びていることがあります。

 第7頚椎によって擦れるだけでも、Tシャツは形を変えていくのです。

 施術の前にクライアントのTシャツの後ろ襟が伸びていることに気づいたら、頚の付け根に負担がかかりやすいと考えて、施術を組み立てるようにするとよいでしょう。

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