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2008年7月20日 (日)

『タオルでマッサージが上手になる方法』はプロなら×!

 『タオルでマッサージが上手になる方法』というのをテレビが取り上げていました。

 座位の被術者の胸にバスタオルを当て、その両端を背中に廻して両手で持ちながら肩甲間部を指圧するという方法です。

 「体が前に倒れなくなるので、刺激が2倍になり上手なマッサージができる」と、“どこかの先生”が説明されていました。

 前から感じていたことですが、研究者の先生がタッチセラピストでない場合、マッサージの上手・下手は、刺激量とイコールになりがちです。

 テレビでは子供がその方法で親の背中を押し、親は感心し、テレビのコメンテーターたちも“テレビ的なリアクション”をとっていました。

 そこで取り上げてられていたことは、プロであれば支えの四指がバスタオル代わりにならなければいけないことです。

 テレビの押し方は“突いているようなもの”なので、それで刺激量が2倍になるのなら、ダメージを大きくしているということです。

 癒し目的でも治療目的でも、突いてしまっては話になりません。

 なまじそのやり方で誉められた子供が、マッサージが上手いと勘違いしてしまうと、結局間違ったタッチがいつまでたってもなくならないことになります。

 体が前に倒れないようにするなどということは当たり前のことで、マッサージの上手い下手を取り上げるなら、タッチそのもののテクニックと気の集中を問題にしなければなりません。

 技術的には、指の力で圧さない、母指を皮膚の表面に密着させてから体重移動をする、垂直圧をかけるということです。

 気の集中ということに関しては、気の出る手指を作るために、鍛錬と経験を重ねていくということになると思います。

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