『まんが易経入門』
『まんが易経入門』(医道の日本社 ¥1,600)を読んでいます。
“医易同源”と表紙にあるように、『易』という字を分解すると『日+月』となり、月が陰、日が陽を表し、自然の摂理の中から陰陽五行説が考え出され、そこから占いや中国医学の発展があったことがわかります。
本の中では、「易経の時空的背景」、「占いの六十四卦(か)について」、「天人合一の養生法」などが語られています。
天体を眺め、季節の移り変わりの中で暦や時計を作り出し、自然と人間の体の密接な結びつきを占いでも医学でも見ていたことがわかります。
易の卦について理解するまでには時間がかかりそうですが、興味のある方は西洋占星術とアロマテラピーとの関係と比較してみるのもいいと思います。
筮竹を使った占い師さんは「そんな事まで覚えたのか」と、数学的とも言える占いの卦の立て方を読みながら、感服しています。
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