ドクターフィッシュ体験
初めてドクターフィッシュ体験をしました。
ドクターフィッシュは「古くなった角質を食べる」「マッサージ効果がある」などと言われ、ドイツではアトピー性皮膚炎や乾癬の治療にも使われるれっきとしたセラピーなのだそうです。
「始めはくすぐったいよ」とおじさんに言われたのですが、それほどでもなく、毎日の指圧の体重移動で角質化した踵と第1趾内側には、大量のドクターフィッシュが集まってきました。
ピラニアでなくてよかったと思いました。
ドクターフィッシュはコイ科の淡水魚なので成長すると14cmになるのだそうですが、ほとんどがその半分くらいの大きさです。成長すると警戒心が強くなって、人の足に集まらなくなるのだそうです。
「低周波治療の効果もあると言われている」と、おじさんは延長料金を期待してか、効能を積み上げていきます。
『ははぁーん、なるほど』、このおじさんの口調は縁日の露店で聞く独特のものです。
今までは“金魚すくいのおじさん”だったと睨みました。足湯の水槽はそのまま金魚すくいも可能です。
車に設備一式を積んで、全国温泉施設ツアーをしているのでしょう。
“ドクターフィッシュは金になる!”、シンジケートが組まれ、きっとトルコあたりから大量の魚を輸入し、繁殖させ、日本中を“ドクターフィッシュのおじさん”が行脚しているのだと思います。
そのことのほうが気になって、効果についてはイマイチよくわかりませんでした。
魚が角質を食べてくれるから踵が滑らかになるというよりも、魚の粘液でヌメルということなのではないかという気もします。
魚が足に群がる絵ヅラが気持ち悪い方には無理ですが、ドクターフィッシュセラピーはやって損をした気にはならないと思います。
エンターテイメントとしてはなかなかのものです。
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