« 偏頭痛に血管収縮作用のあるサイプレス | トップページ | 中医学でもタッチが中心にある »

2008年7月 4日 (金)

「いろいろやっても便秘が治りません」という講座の生徒さん

 先日のアロマ指圧講座で、「アロマやツボ指圧や、いろいろやっているのですが便秘が治りません」という生徒さんからの質問がありました。

 その時お答えしたのは、“ツボが開通していない(体の力が抜けていない)”ということです。

 真面目な生徒さんです。指圧、マッサージをする姿勢はまだまだ硬いと思います。

 腰から下の硬さと、肩から指に続く硬さが見てとれます。性格も硬い、几帳面なタイプではないかと思います。

 アロマ指圧講座では、肩・腰・下肢・上肢・頭部顔面・腹部と全身の施術を6回に分けて、その部位の代表的な症例をあげてケーススタディの形をとっています。

 一人の生徒さんの全身を施術することがないので、この便秘に悩む生徒さんの体は、一部ずつしか触れていません。

 たとえば便秘のツボ“合谷”だけを圧しても、その先の“手三里”が詰まっている、あるいは胸腹部に下りていく途中の胃や小腸に詰まりがあれば、大腸まで刺激が通じないことのほうが多いのです。

 女性では、子宮と直腸との間の狭さという構造上の問題や内臓下垂、腹筋の弱さ、ダイエットによる少食も便秘の原因となります。

 全身の施術を受けて、深いリラックス感に包まれた時に、おそらく腸が動くだろうと思っています。

 一点、二点のツボ指圧では、なかなか患部まで刺激が届かないと感じています。

 肩の力が抜け、骨盤の力が抜け、全身の力と心までがゆるむ全身の施術をさせていただければ、おそらく便秘にも効果があると思います。

 生活の木の講師として、「ウチに指圧に来なさい」と“利益誘導”はできないので(そんな大袈裟なことでもないのですが)、一つのアドバイスをしておきました。

 「あり得ない方向にストレッチやエクササイズをしてごらんなさい」

 例えば、下肢を大きく後ろに蹴り上げる、スクワットの時にジャンプするように伸び上がる方向を意識するなど、できることでしていない動きは結構あるものなのです。

 “コアリズム”のような動きをゆっくりと行えば、骨盤の側面だけを交互に挙上させる、骨盤を前後に動かす、骨盤を回すということで、腸を刺激し、側腹筋や腹直筋下部を鍛えることができます。

 たぶん、今日もいろいろと“あり得ない方向の動き”をしていると思います。成果は見えてきたでしょうか?

|

« 偏頭痛に血管収縮作用のあるサイプレス | トップページ | 中医学でもタッチが中心にある »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「いろいろやっても便秘が治りません」という講座の生徒さん:

« 偏頭痛に血管収縮作用のあるサイプレス | トップページ | 中医学でもタッチが中心にある »