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2008年9月30日 (火)

胸郭出口症候群 肋骨-鎖骨圧迫テスト

 右手がしびれるという50代の女性、胸郭出口症候群を疑い、肋骨-鎖骨テストをすると脈が消えて陽性です。

 この肋骨-鎖骨テストというのは、座位で患者の患側の橈骨動脈の脈をとりながら、上肢の伸展(後方挙上)と同時に患側の肩を押し下げます。

 脈が消えたり痛みが出れば陽性で、第1肋骨と鎖骨の間で鎖骨下静脈が圧迫されている疑いがあります。

 肩こり、右肩下がり、頚の右回旋、猫背などの矯正が症状を緩和します。

 全身指圧をすると肩の周囲を除いては悪い部位はありませんでした。

 寝息も立てずによく眠り、施術後座位でもう一度同じ検査をすると、今度は上肢を伸展し肩を押し下げても、はっきりと脈がとれます。

 肩の周囲の血行が改善し姿勢が良くなったことによって、鎖骨下静脈の圧迫が取り除かれたようです。

 胸郭出口症候群の中の『肋鎖症候群』といえる症例でしたが、ごく軽いもののようです。肩がこって姿勢が悪くなれば、また症状が現れることもあると思います。

 明日、胸郭出口症候群をテーマに生活の木で講座をするのですが、たまたま直前にこの症例に出会いました。

 肋骨-鎖骨テストが陽性の人は、ただの肩こりだと思っている人の中にも多いのではないでしょうか?

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