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2008年9月24日 (水)

歯の治療中、顔下半分の施術をマニュアルから抜くのも経験が…。

 怪我や病気で炎症があったり、病院で治療中の部位はタッチをしないのが基本なのですが、施術に夢中になってしまうとマニュアルが沁み込んでいるので“つい”手が行ってしまうということがあります。

 歯を治療中の女性に顔の指圧をしていて、口輪筋は触れないつもりで始めたのに、手が下顎に触れて気づいたということがありました。

 安心して身をまかせてくださっている方に、不快な思いをさせてはいけません。

 蕎麦屋だって、一杯やる人が、“ヌキ(天蕎麦の蕎麦抜き)”という粋な注文をすることがあります。

 できることはやる、ハンバーガーのオニオン抜きだろうが、マスタード抜きだろうが、できることはやればいいのです。

 しかし、マニュアルから脱却するということは結構難しいもので、冷静にオーダーを覚えておいて施術の演出を変えておく必要があります。

 マニュアルが沁み込んでいると、何だか気持ち悪い感じがするものです。

 のどが痛くても、歯が痛くても、顎下リンパ節が腫れていることがあります。

 タッチをするからには、触るべきでないものは触らないということがとても大切なのです。

 これも経験してわかることです。自分の体に痛みがある時は、全身を触って症状を覚えておく、どこか治療中の方を施術する時には、毎回データーを積み上げて、やがてマニュアルから“ヌキ”の施術ができるようになります。

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