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2008年9月 1日 (月)

献血ルームの超ベテランドクター

 献血をしてきました。

 催促のハガキというのが7月半ばには着ていて、それが献血可能な期間になったというお知らせです。

 献血ルームでは、超ベテランのお医者さんに会うことがあります。

 川越の献血ルームで採血前の血圧を測ってくださったのは、忙しい診療の日々からは卒業されたというような、80才は過ぎていそうな超ベテランドクターでした。

 腕にベルトを巻く時に当たった手の感触が力強く、決して嫌なタッチではありませんでした。迷いのない、無駄のない、100万回も経験を積んだというような動きでした。

 「血圧も脈拍もとてもよろしい。血液の比重も十分です。」

 丁寧な言葉で、安心感のある診察でした。

 デジタルの血圧計と狭い診察ブースなどという条件は感じさせないオーラがありました。

 こういうことは“タッチ”について深く考えるまで気づかなかったことです。

 高齢者のゆっくりとした動作や物言いは、それだけで劣っているかのように思っていた頃もありました。

 あの血圧計のベルトを巻く時の感触、人を落ち着けさせる雰囲気、静かな物言い、そこには“芸”がありました。

 “芸のないこと”が一番したくないことです。いつもいらっしゃるわけではないようなので、今度献血をする時も、あの先生のいらっしゃる時を確認して行きたいと思いました。

 

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