骨盤の後傾 左膝の違和感
今日は大晦日なのですが、今予約を頂きました。指圧をして体を痛めないように、365日、毎朝トレーニングだけはしております。と書いている途中でまた予約を頂きました。
50代の男性で、骨盤の後傾による腰椎の後弯が膝の違和感になっているのではないかという症例がありました。
足の甲には正座の座りダコ、足底母趾球にも踏み込みによるタコがあります。
剣道の昇段試験があるということで練習を続けているようなのですが、主訴は右肩が上がらないことと左膝の違和感です。
肩は剣道の構えによって内転・内旋の形に固まって、かなりの猫背です。
座位で触診すると、腰椎は後弯し、骨盤の後傾によってズボンのお尻のポケットが隠れてしまっています。
腰椎の加齢的な変化による脊柱管狭窄症が疑われます。
左膝を曲げ伸ばしすると、バリ、バリと抵抗があります。この時点では脛骨の軟骨が磨り減っているのだろうと考えていました。O脚でもあります。
指圧をしていくと筋肉の質は柔軟性もあるように感じました。しかし肩の外転・外旋のストレッチやおなかを引っ込めて腰椎を前弯させるような意識を全く持ってこなかったことがわかります。
成人病の指標となる血液検査の数値はどれも高く、かなりおなかが出ていていつギックリ腰になってもおかしくないように思いました。
仰臥位、右上肢前方挙上のストレッチでおかしな肘の動きがありました。
「剣道で右肘の腱が伸びってしまっている」ということで、(早く言えよ)と思いましたが、今まで指圧師に気づかせないということは相当我慢して使いつづけてきたということです(私の注意がそこまで足りていなかったとも言えます…)。
右肩の動きは肘を曲げていさえすればほとんど前方挙上が可能です。
施術を終えて椅子に座ってもらうと、3cmは背が高く感じます。ズボンのポケットも見えるようになって、腰椎も前弯に矯正できています。
左足を持って膝の屈伸をすると違和感がなくなっていました。
おそらく、左膝の違和感は腰の後弯と骨盤の後傾から大腿後側の坐骨神経を介して起こったのではないかと考えています。
膝の軟骨や靭帯を痛めたにしては、明らかに施術後の動きがスムース過ぎます。
本当は剣道を休むとよいのですが、反対方向のストレッチだけはしてもらうことにしました。
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