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2009年3月13日 (金)

バッハ無伴奏チェロ組曲 堤剛さんの言葉と指圧

 バッハの無伴奏チェロ組曲について、チェロの第一人者である堤剛さんの言葉が今朝の産経新聞に掲載されていました。

 「バッハも演奏したドイツのライプチヒのホールで、これまで一つの旋律だと思っていた部分が、実はいくつもの旋律が重なり、豊かな和音を含んでいること」を「自然と理解することができた」というのです。

 巨匠パブロ・カザルスも毎朝この無伴奏組曲を演奏し、そのたびに新たな発見があったそうで、堤さん御自身もこの楽譜を見るたびに新鮮な驚きを感じると語っています。

 『単音の連なりの残響が重なり、それが絶妙の和音となるような構成』、これは指圧や他の手技療法にも当てはまります。

 タッチを乱暴に切ってしまえば、単なる1点の刺激にしかなりません。

 余韻を残し、タッチの連なりを共鳴させるにはどうしたらいいか、それを追求していけば、タッチは単なる施術からやがてアートへと昇華していくことでしょう。

 名人上手と謳われる大家でも毎日発見があり、毎日発見があるからこそ第一人者でいられるのだと思います。

 生意気なようですが、堤さんの仰ることは『なるほど!これは指圧にも言えることだ』と、イメージを描くことができました。

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