桑田さんのソラミミ「アビィロード」 清志郎さんの追悼のように。
昨夜の『音楽寅さん』では、桑田さんがビートルズのアルバム「アビィロード」を、歌詞に政治家風刺をたっぷりのせた“ソラミミ(英語の歌詞を日本語的に聞いて歌ってしまう)”で聞かせてくれました。
リハーサルや創作(妄想?)に、たいへんな時間と労力を費やした今時滅多に出会うことのない傑作でした。CDになれば買います。
忌野清志郎さんが亡くなったタイミングであの番組を放送したのには、メッセージを感じました。
『おかしなことにはそれはおかしいと言う』、自分に正直で傷つくかもしれないリスクもわかっていて言ってしまう、素敵です。
もうずっと前、深夜ラジオから8分の12のピアノのアルペジオ流れ、ただならぬムードに包まれて、清志郎さんの『スローバラード』の歌声に震えました。
確か、甲斐よしひろさんの番組だったでしょうか。
『良いものはいい。埋もれているのはおかしい』、甲斐さんはそう思ってあの曲を流したのではないかと思います。
その後、RCサクセションはブレークします。
清志郎さんが喉頭癌で声帯をとるのを拒んだことも、その後復活したことも、とても素晴らしかったと思います。
自分が自分であるためにはどうすればいいか?
腸骨に癌が転移してからは、腰が痛かったでしょう。仰向けには寝られなかったかもしれません。
桑田さんがソラミミ「アビィロード」を歌ったこと、とても素晴らしいレクイエムだと思いました。
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