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2009年5月15日 (金)

目の奥に頭痛と微熱。

 今朝から目の奥の頭痛と微熱が気になっている30代の女性、右肩が上がっていて両肩甲骨が外側に開き、肩甲棘が後ろに突き出しています。

 アメフト選手のような…。

 前頚部には微熱があり、内頚動脈→眼動脈という流れに充血があるのかもしれません。

 目の奥に頭痛を感じるということですが、激しい痛みが続いているわけではなく今朝からということなので、群発性頭痛のようなものではないと思いました。

 右肩が上がって肩関節は内旋しているので、仰向けに寝るときには肩関節を外旋させるバンザイの格好で寝ているということです。

 つまり仰臥位で上肢を体側に沿わせて寝ると肩が浮いて辛くなります。

 右肩肩甲挙筋のこぶ状のこりを外周から軽圧で緩めていきます。

 上から垂直にこりの中心を潰すことは誰でもそのうちできるようになりますが、目の奥に痛みと熱をもたらしている原因として一番あやしいのがこの肩甲挙筋ですから、炎症に油を注ぐようなまねはしないことです。

 こりの老廃物を流しやすい周囲から緩めることで、目の奥にある充血を静脈性、リンパ行性に流します。ここがダムのような役割をしているようです。

 目の奥には椎骨動脈→脳底動脈のラインもあるので、後頚部の詰まりが主であればそちらに注目します(今回は前頚部の熱感と肩の挙上+内旋に注目しました)。

 仰臥位下肢の指圧からおなかが動きだしたので、こりが緩和され副交感神経が優位になったと考えられます。

 施術後、肩は下がりましたが内旋は少し残りました。前胸部を開くストレッチと、寝るときに肩が浮くようならタオルなどで隙間を埋めて肩を緊張させないようにして寝ることが大切です。

 眠たそうだったので、目の奥の微熱は血液の循環によって発散し、体温は平均化したようです。

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