インフルエンザ後の指圧(B型)。
お得意様の70代女性、B型インフルエンザ後やっと動けるようになって指圧にいらっしゃいました。
時が時だけに、インフルエンザだったとうかがって『とうとう来たか』と思いましたが、B型と聞いたとたんに少し安心したような、がっかっりしたような…。
喘息の持病で呼吸器外来に受診した時に、病院で感染したようだというお話しです。
38度台の発熱が続き、タミフル服用後熱は下がったということですが、一週間寝込んで、咳と喉の痛みで大変だったということです。
額には微熱があり、蒸し暑い日だったので汗をかいています。
主訴は肩こり、何もせずに寝ていることでも肩はこります。発熱による関節痛は治まっていますが、背部にもこりがあります。
寝込んでいたことで下肢にはむくみがあります。指圧をしていくと熱が発散し始め、タオルケットをはずしてほしいということなので、はずしました。
痩せたということですが、外見からはそれほどでもなく、指圧をしていても感触はありません。
一週間家にこもっていたのでお話しが溜まっていて、ずーっとしゃべりっぱなしです。
だるさはないということなので、副交感神経の過剰な興奮はないと判断し、テンポを速めることなく通常の指圧をしました。
施術後、肩や背部の緊張は緩み、額に手をあてても熱は下がっています。
以前から指圧で体の調節をしてきた方なので、インフルエンザ後だといっても特別なタッチはいりませんでした。
指圧をすると体が楽になるということへの厚い信頼を持っている方は、余計なことをしなくても、おそらく御自分で指圧を受けながら体を緩めているということがあると思います。
受け方が上手いのか、よく緩みます。帰り際、「指圧を受けているからこの前姿勢を誉められた」と、機嫌良く帰っていかれました。
(そんなことがあったかと思えば、今朝は埼玉県でも新型インフルエンザに感染した方見つかりました。)
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