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2009年6月 6日 (土)

強烈な左肩の痛み、胸の絞扼感。→狭心症の疑い。

 お得意様の50代の女性から、「突然左肩が強烈に痛んで頚を曲げられず、歩けないくらいになった。胸が絞めつけられるように苦しい。」という電話がありました。

 「おそらく狭心症の発作なので病院に行ったほうがいい」とお答えしました。

 しばらくして、「病院には電話をしておいたが、その前に指圧をしてほしい」ということになりました。

 またしばらく時間があって、始めの電話から指圧に来るまで3時間…。

 『できれば病院にかかりたくない』、『少し楽になってきたので、指圧で治ればそのほうがいい』ということだと思いますが、どうなったか待っている間他の予約を入れる気にはなれず、信頼されてる感は伝わってくるにしても困ったものです。

 この間血管拡張作用のある精油を考えていましたが、芳香浴にマジョラムを選択しました。

 アロマミストデフューザーに入れてあったグレープフルーツとフェンネルというむくみや脂肪をデトックスする精油に、そのままマジョラムを足したことが、結果としてよかったと思います。

 「猫背、下腹が出ている、太った」というのが第一印象です。

 左肩がひどくこっているわけではないだけに、狭心症の放散痛が考えられます。

 肩甲間部のツボ『肺兪』、『心兪』が反応点としてこっているので、ますます狭心症が疑われます。

 心臓がお湯につかり、水圧がかかっている状態での長時間の入浴後に症状が起こったようです。

 発汗により血液中の水分が減って、大きな脂肪塞栓が冠状動脈に引っかかって血流を著しく弱めたのではないかと考えました。

 此処に来る前に、その塞栓は自身の血流の力で処理されたようです。

 全身指圧をしていくとおなかがグルグルとものすごい勢いで動き続けます。

 前腕外側の三焦経にも反応点があったので、消化器系統もうまく働いていなかったようです。

 指圧後脈を計ると、1分間に54の脈拍、徐脈としてよいでしょう。

 徐脈は心機能の障害のサインと考えられます。

 太ったので血中コレステロール値が高くなっているということもあるでしょう。

 猫背が肺の伸展をさまたげ、心肺機能は十分でなかったと思います。

 昨日のうちに病院へ行ってくれたか、今日は病院に行ってくれるか、指圧をするとそこそこ良くなってしまうので、それで治ったと思われてしまうのが心配です。

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