“回旋”寿司がない理由を説明できますか?
昨日往診の途中に、いくつかの回転寿司店を見て思いました。
『“回旋寿司がない理由をお客様にわかりやすく説明せよ”という問題を出したら、何人のセラピストがわかりやすく説明できるだろうか?』と。
主に肩関節の症状を説明するのに必要な回旋という動きは、進行方向を縦軸としてその軸の周りを回ることになります。
回転するコンベアの上のお皿が回旋すれば、寿司はお皿もろともひっくり返って落っこちてしまいます。
大変もったいないことになるので回旋寿司店は存在しないのです。
こんなしょうもないことでも考えてストックしておくと、お客様が納得する説明をできるようになると思います。
指圧に来る看護師さんなどとお話しをしても、回旋は国家試験に出る問題なのによくわかっていない方がいるものです。
タッチセラピストはこういうことを曖昧にしておいてはいけません。
回旋という漢字のまま言葉にするのではなく、噛み砕いて言えてこそ内容を理解していると言えるのです。
私は当然だと思って説明していますが、よくお客様に「今までこんなふうに症状を説明してもらったことはない」と言われます。
ここ大事なトコです。
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