ジュニパーとジンと腎
ジュニパーがお酒のジンの香りづけに使われていることと、腎機能を促進して利尿作用によりむくみに効果的であることはよく知られています。
アロマテラピーを勉強するとごく初歩的なところで、ジュニパーの『ジンと腎』について知ることになります。これをアロマジョークにしているインストラクターはきっといると思います。
ジュニパーをむくみのトリートメントに使った場合の効果は非常に優れています。
人間の体を一つの容器と考えると、いくら下肢のマッサージでむくみを移動させたところで、それが外に排出されなければ上にある血液が押し出されて、また同じ量のリンパが他から下肢にやってくるわけです。
その点腎機能を促進し利尿作用のあるジュニパーをトリートメントに使えば、むくみを尿として排出する効果が期待できます。
部分のトリートメントを強い力でゴシゴシやると、血管が収縮して効率が悪いだけでなく、ぬるま湯でトイレに行きたくなるような血液循環もなく、部分のむくみを移動させただけなので、やがて他の部分から元通りにむくみがやってきます。
ジュニパーに腎機能促進作用があるからといって、ジンフィーズやジントニックでむくみが排出されるかというと、アルコールなので利尿作用はありますが、二次的にむくむことになると思います(飲酒量や個人差にもよりますが…)。
ジュニパーのジンと腎、今朝はウォーキングをしながらそんなことを考えていました。
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