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2009年7月14日 (火)

70代男性の頭重、血圧が高く、脳血管の詰まりも疑う症例。

 70代男性、昨日家庭菜園の手入れをしていて頭がボーっとしてきたそうで、今朝も頭の重さが残っています。

 家族に肩こりではないかと言われて指圧にいらっしゃいました。

 脈拍は72/分、自転車で急いで来たらしく、緊張する性格でもあるということですが、呼吸も心拍数も落ち着いたものです。

 ヘビースモーカーの臭いとポケットが側面にある作業ズボンを身にまとい、まだ現役で外仕事をしているとのことです。

 本人の申告では降圧薬を服用中で血圧は115-85(後に145-85だったと訂正がありました)、実際に測ってみると収縮期血圧が170ありました。

 服薬後、収縮期血圧が115なら降圧薬を使う必要はなく、145なら血圧管理が良好だということで、170なら降圧不足です。

 頭が重いのは高血圧の随伴症状で、おそらく動脈硬化がすすんで脳血管に狭い所がありそうです。

 CT検査は3年前にしたとのことですので、そろそろ再検査をしたほうがよさそうです。

 信頼していた主治医の先生が亡くなったばかりだそうで、どうやら先生が変わって上手くコミュニケーションがとれていないということは大きな問題です。

 指圧をして感じたのは、素晴らしい筋肉をしていて肩こりとは言えないということです。

 指圧後の収縮期血圧は160(拡張期血圧はいずれも85前後でした)、正常ならもっと下がると私は経験的に診てきました。

 体が頑健かつ柔軟なだけに、動脈硬化で血管が硬くなり、血管の内腔が細くなっているのでしょう。

 菜園の手入れで汗をかいた時や朝起きた時に頭がボーっとするというのは、水分不足になると血流が滞るということでしょう。

 こまめな水分補給と早期の検査の必要性を説明して指圧を終えました。

 先生が変わって症状を伝えられずに指圧を選んでしまう、やれやれ…。

 決してあがり症でもシャイなのでもましてや痴呆の傾向もないと思いました。きっと面倒臭いのだと思います。やれやれ…。

 

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