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2009年8月 1日 (土)

イライラが溜まっている人には会話をしながら指圧をすることで血圧を下げることができる。

 「イライラが溜まってこのままでは脳の血管が切れそうだ」と指圧にいらっしゃたのは70代の女性、アルツハイマーの旦那様と暮らしています。

 入ってくるなり興奮した声で話し始めましたが、指圧をしながらお話をうかがうと、どうやら旦那様に徘徊のような行動や強迫神経症のような症状が強くなってきているようです。

 公共機関に相談しても『それなら離婚したら』という何とも情のない抜本的な最終手段の提示しかないようで、この女性はほとほと困り果てて煮詰まり、鬱の兆候も感じられます。

 体に触れると背部の緊張が強く、胃には動悸があります。

 ストレス→交感神経の緊張→血圧上昇→不眠→神経性胃炎→鬱、というパターンです。

 「なるほど(肯定)」、「そりゃあ無理もない(同意)」、「どこの家でも多かれ少なかれそういう問題を抱えていますよ(あなたはもしかしたらまだ恵まれているほうかもしれない)」… …。

 一時間くらい話し続けながら指圧をすることはよくあるのですが、その前後があって2時間近くなると、さすがに『すっ、水分が欲しい!』と体が渇望し始めました。

 しかし、とにかく指圧を終え、プラスイメージの言葉を投げかけていくと、この女性の声のトーンと脈拍は、来た当初の興奮からは見違えるほどに落ち着いたものになりました。

 確実に血圧は下がっています。

 話をして胸の内を吐き出すことでデトックスになり、表情からもヒステリックな感情や鬱の影は消えました。

 ハーブティを付ける以上に重要なことは、お客様が何をしに来たのかというその要求に応えるということです。

 ボディへのセッションはマインドへのセッションに直結しています。

 とても大変な労力になりますが、胸の内のデトックスは降圧薬や抗うつ薬に匹敵する効果があります。セラピーを目指すのなら、トークで話を転がしていくテクニックも磨いてください。

 

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