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2009年8月25日 (火)

疲労を溜め込んでいる人は刺激を調整しても指圧後に疲れが出ることもある。

 左頚が痛いという40代の女性、左胸鎖乳突筋鎖骨部と両肩上部肩根点に硬結があります。

 猫背ですが一見普通体形で健康そうに見えます。しかし指圧をしていく頚と肩から背部の筋肉を除いて、他の筋肉は緩み過ぎています。

 最近下痢が多いということで、肝臓のある右季肋部には腫れがあって手掌圧で痛みを感じるようです。

 この場合病院を受診すれば慢性疲労症候群の診断名がつくかもしれません。

 内臓が疲れていてその機能が衰えている体は、老廃物の正常な排出が困難で、老廃物が出ていく時には強い疲労を感じるようです。

 下痢があるということなので、副交感神経が過敏になっている状態ですから、頚から背部以外はテンポのよい指圧で体を起こしていきます。

 まず基本は痛みのあるところは弱い刺激をゆったりと、運動不足の部位はテンポよく短時間で指圧します。

 指圧後、前回の指圧の翌日は起き上がることができなかったと言われてしまいました。

 それを先に言ってくれたら…、ということなのですが、前回も、今回も、刺激の法則にのっとった指圧をしています。

 私は強圧しをしないほうだと自負しているので、これで疲れが出るようなら他のセラピストの手技療法を受けたらもっと疲れるだろうと思います。

 理論にかない、その場のライブ感で調整して疲れが出るようなら仕方のないこととあきらめていいと思います。

 残念なことですが、合わせ辛いお客様はどうしてもいらっしゃいます。

 その原因のひとつは運動不足です。

 疲れ易いから運動をしない→老廃物が溜まって内臓機能が衰える→どうしようもなくて指圧に来る→手技療法は他動的な運動になるので運動不足の体は疲れを感じる、これは仕方のないことと割り切ってしまいましょう。

 次回のチャンスがあればもう少しテンポを上げて時間を短くするなど常にお客様の体に最善なタッチを提供するのがセラピストの役割です。

 そしてこれでもう二度と指圧になんか来ないと思われてもそれはそれで仕方がないのです。

 翌日疲れて起きられなくなっていても、求めるものの存在をここに感じたから今日の指圧があったのです。

 セラピストが刺激を合わせにくい体であるということがどういうことなのか、経験によって説明できる力がつけばお客様も納得し、セラピストも必要以上に気を病まなくてすむようになります。

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