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2009年8月18日 (火)

ボルト選手とゲイ選手の三角筋

 世界陸上100m走の選手のスタート時の指は、中手指節関節屈曲で指紋部で体重を支えています。

 これで5本の指の間隔を空けるのではなく、4指はそろえて主に母指に体重を乗せれば指の形が指圧になります(姿勢はともかくとして…)。

 ボルト選手よりもゲイ選手の指の使い方のほうが指圧の感覚に近いと思って見ていました。

 この2人の肉体的に抜きん出ているところは三角筋の驚異的な発達です。

 肘を屈曲する上腕二頭筋と肘を伸展する上腕三頭筋の発達も立派ですが、あの三角筋がパワーの源であることは、他の選手と比べるとよくわかります。

 つまり股関節から下肢を使うように肩関節から上肢を使って、4足で走る大きなパワーを生み出しているのがあの三角筋です。

 肩関節前方挙上で三角筋前部が発達し、肩関節後方挙上で三角筋後部が発達します。

 これに肘の屈曲と伸展をつけて、彼らの走りは他の選手より群を抜いた立位の4足走行になっています。

 野球の投手は肩関節の内転が投球フォームに不可欠なので、大胸筋や広背筋が発達しますが、彼らはストイックに肩関節の前方挙上と後方挙上を繰り返すので胸や背中の筋肉肥大は少な目です。

 あのシビビンとした三角筋は芸術の域に達していると思い、目が釘付けになりました。

 おそらく肩関節は磨耗し、ひどい状態になっているのではないかと心配でもあります。

 彼らはあの三角筋前部が邪魔で、おそらくオーバースローで野球のボールを投げるのは不得意であろうと思います。

 かつて桑田投手が大胸筋をつけすぎて投球がうまくいかなくなったことを思い出しました(おそらく松坂投手の不調もこのあたりが原因ではないか…)。

 指圧をしているとボルトとゲイの勝負でも、注目するのは三角筋と指の付き方だったというお話です。

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