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2009年9月28日 (月)

マッサージチェアを使わなくなったという男性。

 「此処に指圧に来るようになって、息子からプレゼントされた(すごく高かったという)マッサージチェアを使わなくなった」という男性、それまで週4~5回は使っていたということです。

 そこでマッサージチェアが指圧師に勝てない理由を考えてみました。それまでかかっていたマッサージや整体が、マッサージチェアと同等かそれ以下だった点についてです。

 まず、マッサージチェアの開発は日本指圧学校(浪越)の先生も協力していたようですが、それは鍼の先生や生理学の先生だということです。

 まっとうな指圧ができれる先生は、マッサージチェアの限界がわかります(通販番組でマッサージチェアを誉めるのは、指圧師には絵踏み(踏み絵)の屈辱です)。

 マッサージチェアは座位でリクライニングできる範囲でしか体位を変えられないという欠点があります。

 伏臥位や横臥位が適切な体位であるケースには対応していません。

 そしてそれぞれの筋の起始と停止を正確にとらえることができないので、刺激をしてもストレッチ効果が弱くなるという弱点があります。

 さらに運動法(ストレッチ)自体できないような設計です。

 センサーがこりをとらえて、叩く・揉むということを続けられるとすると、むしろ炎症を拡げる可能性があります。

 適量刺激を見切れるとも思えません。

 こりを周囲から緩めたり、こりの中心をはずすことができてこそ、緊張を強いらないタッチとなるのです。

 我慢をさせたり、個人差のある適量刺激や痛みの散在を確かめることができなければリラクセィションにはなりません。

 昨日、リラクセイションサロンというものが上りのエスカレーターからたまたま見えた時、施術中の男性と目が合いましたが“何故目が合ってしまう?”

 そんな集中のないタッチがリラクセイションになることはあり得ない!

 1ミリと0.1秒を感じて工夫してこそタッチは何かを起こすのです。

 マッサージチェア以下ではいけない、リラクセイションだからと逃げてタッチについて真剣に考えなければ、体に危害を加えているようなものです。

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