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2009年9月12日 (土)

脳と体幹の中継点としての頚。

 自律神経は末梢神経です。

 自律神経は中枢からの循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などの司令を体の各部位に連絡します。

 背中がゾクゾクして寒気を感じるのは、体温の低下の連絡が脳に届いたということです。

 この背中がゾクゾクするという感覚を持つ時、手や足などの末梢も冷えています。

 ハンドマッサージやリフレクソロジーの効果は、末梢の刺激が自律神経を調節し脳にまで影響を与えるということです。

 末梢を温め続けても、温かくなった血液は体を循環しやがて体全体を温めることは可能です。これをしているのが手や足のマッサージであり、足湯です。

 一方、のぼせやほてりは主に頭部顔面に感じますが、手足がほてるという人も多く存在します。

 高血圧や動脈硬化、更年期障害などによってのぼせやほてりの症状が現れることが多いようです

 熱が上にこもり、冷えが下に集まるというのはお風呂のお湯やエアコンを考えても理にかなっています。

 中継点としての頚は、実質臓器を持たない「管」であることに気づきます。

 冷えればマフラーを巻き、襟を立て、熱を持てば冷やしますが、頚髄と頚椎と筋肉の他は、咽頭、喉頭、食道といった管(通過点)です。

 頚のマッサージを中心とする手技療法をあまり聞いたことがないのですが、よく考えてみると前頚部重視の浪越の指圧が一番近いのかもしれません。

 末梢神経である自律神経を調節するということにおいては手足のマッサージも有効であろうと考えていた時、中枢との連絡という点において、頚のマッサージも行えばさらに効果的なのではないかという考察に至りました。

 実質臓器を持たないむき出しのジャンクションとしての頚、ここを掘り下げた手技に期待ができそうな、そんな気がしています。

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