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2009年9月25日 (金)

「指圧で不整脈が治った」とかかりつけの医師に話したら…。

 複数の会社を経営して大変なストレスを抱えて忙しく働いている男性、2回指圧をしただけですが、検査で不整脈がなくなっていたそうです。

 検査をする前から自覚症状は消えていたということで、「指圧で不整脈が治った」とかかりつけの医師に話したら、「そんなはずはない!」と怒られたそうです。

 指圧がただ指の力で刺激するだけのことであれば、不整脈を調整することはないでしょう。

 また心臓の器質的な障害があれば、これもまた指圧で不整脈を治すことは難しいと思います。

 ストレス過多による自律神経の問題、特に交感神経が過緊張して起こる不整脈であれば、タッチング理論に基づいた刺激をすることで、指圧が不整脈を治すことはあるだろうと思います。

 血管の収縮、血圧上昇、脈拍の増加は、弱くて気持ちの良い刺激を丁寧にすることで抑制することができます。

 そして体は、緊張し過ぎている部位と緩み過ぎている部位が混在しているものです。

 緩み過ぎている部位には刺激を変えて、テンポよく運動させるようなタッチで対応して、自律神経の総合的な調整が可能になります。

 そのお医者様が、一本調子な指の力で押すタッチしか知らなければ、指圧で不整脈が治ったなどと言われたら腹も立ちます。

 診察し、検査もし、薬も出してなかなか治らないのが不整脈なのですから…。

 こういうことは時々あって、指圧で治ったと言うとお医者様は気を悪くするので「言わないでね」と言うことにしています。

 治療する側のプライドは私にだってあるように、お医者様も大変な努力をして日々の診療にあたっているのです。

 指圧で毎回のように起こる出来事は、私と“あなた”だけがわかる秘密でいいのだと思います。

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